企業年金について
公的年金の上乗せの制度(3階部分)として企業年金があります。
昨今企業が積極的には導入を進めている確定拠出年金も企業年金の一つとして位置付けられます。
企業年金は、企業が従業員の退職後の生活を安定的なものにするために自主的に設ける年金制度のことで、多くの企業で、従来から導入しているのは退職年金制度であり、掛金は全て会社の負担です。
もともとは退職金を分割して、払う代わりに企業が運用して所定の利回りを約束する形でしたが、バブル崩壊以降、低金利時代に突入し、運用実績が悪化。約束している利回りを確保することが出来なる企業が多く現れ、必要な原資も準備できない状況になってきました。
このままでは企業が企業年金のために経営が悪化することが懸念されたため、多くの企業で企業年金見直しの流れが出てきました。
そういった中で出てきた制度がキャッシュバランスプランであり、多くの企業が積極的には導入を進めている確定拠出年金制度(401K)も企業年金の一つとして位置付けられます。
いずれにしても、従来は生活費を公的年金でまかない、企業年金は生活の質を向上させるための補完的な位置付けでした。しかし、現在では公的年金の支給水準が低下しているため、企業年金も生活費の不足を補う役割を担っているのは間違いありません。